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サムエル記第二の内容

サムエル記第二の概要

一般常識としての聖書解説旧約聖書の内容>サムエル記第二の内容


一般常識として初心者にもわかるようにサムエル記第二の主要な登場人物、サムエル記第二の簡単なあらすじ、サムエル記第二の各章を簡潔にまとめた内容を解説していきます。



サムエル記第一に続いてダビデの話。
前半はダビデの快進撃が描かれ、
後半はダビデが落ちぶれていく様子が描かれる。
25分で読み終わります。



一般教養としてサムエル記第二の内容をサッと理解できると思うので、
ぜひ読んでみて下さい。


サムエル記第二の主要な登場人物


ダビデ
本編の主人公。
サムエル記第一の後半からの流れで
王の力で快進撃を見せる。
しかし次第に女に溺れるようになり、
息子アブシャロムに命を狙われるようになる。


イシュ・ボシェテ
サムエル記第一で登場した宿敵サウルの子で
次期の王として活動する。
家来に寝床を襲われて亡くなる。


アブネル将軍
宿敵サウルが生きている時代からいる将軍。
サウルの時代よりも権力を増しているが、
ダビデの家来のヨアブに殺される。


ヨアブ
ダビデの右腕とも言える家来。
最初から最後まで結構登場する。



アブシャロム
ダビデの息子。
謀反を起こしてダビデの命を狙う。



サムエル記第二の簡単なあらすじ

ダビデはサウルの死後に
サウルの子供とも戦い勝利した。


サウルが王として統治していたイスラエルだが、
サウル家を倒したことでイスラエルの各部族が
ダビデをイスラエルの正当な王と認めた。


家来たちが前線で戦っている間に
宮殿で女遊びをしたり、
部下を意図的に過酷な戦場に送って殺して、
その妻を自分の妻にするなど
ダビデの行動はおかしくなっていった。


次第に息子のアブシャロムが
ひそかにダビデを殺す計画を立てるが
失敗してダビデの家来のヨアブに殺される。


その後、部下たちがペリシテ人と戦っている間、
ダビデは気力が無くなって戦場に出ていなかった。


神はイスラエル人に怒って
3日間の疫病で7万人を殺したが、
ダビデが祭壇に全焼の生贄を捧げて
神の怒りが収まった。


列王記につづく



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サムエル記第二の各章ごとの内容まとめ

サムエル記第二は24章まであります。


サムエル記第一と同様に内容が濃いです。



1章
サウルの死後、突然サウルの陣営からボロボロになった男がやってきて
「イスラエル軍に負けて陣営から逃れてきました。
サウルとその子ヨナタンも死にました。
それは私がサウルに頼まれて彼を殺したからです」
と言った。


ダビデは
「神に油を注がれた人を殺すのを恐れなかったとはどういうことか」
と言って、ボロボロの男をその場で殺した。


ダビデはサウルとヨナタンのために哀歌を歌った。





2章
この後、ダビデは神に
「イスラエル人のユダ族のヘブロンの町に行け」
と言われたのでそこに向かい、そこに住んだ。


ユダの人はダビデに油を注いでユダ族の王とした。


一方、サウルの軍にいたアブネル将軍はサウルの子イシュ・ボシェテを新たなるイスラエルの王と定めた。
彼は40歳でイスラエルの王となり、2年間、ギブオンを拠点にして王であった。


ただユダ人だけはダビデを王としていた。
ダビデはヘブロンで7年6か月、王であった。


ダビデがギブオンの池で休憩すると対岸にイシュ・ボシェテの一団がいるのが見えた。
そこで、ダビデの家来12人とイシュ・ボシェテの家来12人で闘技をさせることにした。


結果、ダビデの家来が圧勝した。





3章
サウルの家とダビデの家は長く戦いが続いた。
ダビデはますます強くなり、サウルの家はますます弱くなった。


ダビデは6人の妻が居て、それぞれがヘブロンの町で子を産んだ。
生まれた順に
1アムノン→のちの13章でアブシャロムの妹を強姦します。
2キルアブ
3アブシャロム→のちに15章でダビデの命を狙います。
4アドニヤ
5シェファテヤ
6イテレアム


サウル軍のアブネル将軍はますます勢力を強めていた。
イシュ・ボシェテの軽はずみな発言でアブネル将軍を怒らせてのを見てアブネル将軍を彼は恐れて一言も返せなかった。


アブネルはダビデのところに使いをやって
「私と契約すれば全イスラエル人をあなたに移すのに協力します」
と言った。


ダビデは契約条件としてサウルの娘で元嫁のミカルを連れて来いと言い、
アブネル将軍はミカルを連れてダビデのところに向かった。


アブネルと家来20人が来た時にダビデは祝宴をした。
アブネルはイスラエルの部族それぞれに契約を結ばせてダビデが統治できるようにすることを誓った。


しかしアブネル将軍にギブオンでの戦いに兄弟を殺された家来のヨアブがアブネル将軍をこっそり追って、
かたき討ちをしてアブネル将軍は死んだ。


ダビデはアブネルをヘブロンの町で葬った。ダビデと民は悲しんだ。
ダビデはアブネルに対して哀歌を歌った。





4章
サウルの子イシュ・ボシェテははアブネル将軍がヘブロンで死んだことを知って気力を失った。
サウル軍の家来にバアナとレカブがいて、イシュ・ボシェテが家で昼寝をしているところに忍び寄り、
首をはねてその首をダビデの元に持ってきた。


2人は
「ご覧ください。あなたの命を狙っていたイシュ・ボシェテの首です」
と言うと、ダビデは
「かつてサウルを殺した良い知らせのつもりの兵士を殺しましたが、
今回この正しい人の家に侵入して寝床で殺すなんてお前達をこの地から取り除かないでおられようか」
と言い、その場で2人を殺した。


ダビデはイシュ・ボシェテの首をアブネル将軍と同じ墓に葬った。


一方、ヨナタンの子にメフィボシェテがいた。
彼は戦場から逃げる時に乳母が落としてしまって足を打ったので足が不自由になっていた。






5章
イスラエルの全部族がヘブロンにいるダビデの元に集まってきたので、
彼らに油を注いで契約を結び、ダビデはイスラエル人の王となった。


ダビデは30歳で王になり、40年間、王であった。
ヘブロンで7年間ユダを治め、その後、エルサレムで33年間イスラエル人全てを治めた。


ダビデはエブス人のシオンの要塞を攻め取り、
そこに城壁を立ててダビデの町という名前にした。



ダビデはますます勢力を伸ばした。
またたくさんの妻を新たにめとり、11人の子供が生まれた。


ダビデが油を注がれてイスラエル人の王になったことを知ったペリシテ人は
ダビデの命を狙ってきたが、迎え撃って返り討ちにした。





6章
ダビデはユダから神の箱をダビデの町に持っていこうとしたが、
牛が跳ね上がって神の箱をひっくり返しそうになったのを神が見て、
箱を押さえていた家来がその場で神に殺された。


ダビデは神の箱を恐れてダビデの町に持っていくことをやめて、
ガテ人の家にそれを置くことにした。


箱は3ヵ月その家にあった。
神はその家を祝福した。
箱がちゃんと祝福するのを聞いてダビデは喜んでダビデの町にもっていくことにした。


ダビデは全焼の生贄をささげて、神の前で上半身裸で踊って和解をした。
それを見ていたサウルの娘ミカルは嫌悪したが、
ダビデは構わなかった。
ミカルには死ぬまで子供がなかった。





7章
ダビデは神の箱を保管する杉の家を作ろうと思った。


すると神は
「今まで建物の中に入ったことは無く、いつも天幕という野外に保管されていた。
しかし、私のために家を建てろと命令したことは一度も無い。
あなたが私のために家を建てるなら、私はダビデの王国を永遠に堅く立てる」
と言った。





8章
ダビデは神の力によってますます強くなり、
各地を滅ぼして聖絶して領土を広げた。





9章
ダビデは
「サウルの家の者が生き残っていたらヨナタンのためにもその者を助けたい」
と言った。


すると家来がヨナタンの子にメフィボシェテがいることを教えた。
ダビデは彼を連れてくるように命じた。


ヨナタンの子メフィボシェテは両足が不自由であった。
※4章の終わりで1回出てきています。


ダビデはメフィボシュテにかつて祖父サウルが治めていた土地を与え、所有物だったものを与えた。


メフィボシュテはエルサレムに住んで、いつも王の食卓で食事をした。






10章
アモン人のナハシュ王が死に、子のハヌンが王になった。


ダビデはお悔やみの気持ちを伝える家来を送ったが、
ハヌンはこれをスパイ活動の一部だと思い、
ダビデの家来たちの体半分の服を切り取り、
ひげを半分そって恥ずかしめをさせて送り返し宣戦布告した。


ダビデはハヌンが敵対しているのを知ると全軍を送った。
アモン人は33,000人の兵士を用意した。


アモン人の最も強いアラムがイスラエル軍の前から逃げ出したので
イスラエル軍は勝負ありと見て、アモン人の町を滅ぼさずにエルサレムに帰っていった。
アモン人はイスラエル軍に打ち負かされたのを見て団結した。


団結した部隊がエルサレムに向けて進軍してきたので、
ダビデは彼らの部隊4万人と将軍ショバクを殺した。
それを見てアモン人はイスラエルに負けたのを認めて和を講じてイスラエル人のしもべになった。





11章
家来たちが前線でアモン人と戦っている時、
ダビデはエルサレムの寝床にいて、王宮の屋上を歩いていると、
女が体を洗っているのを見て非常に美しく見えたので召使いに任命した。



そして夜にダビデの元に来たのでその女と寝た。
女は身ごもった。
その女は家来ウリヤの妻だった。


家来のウリヤが前線の戦闘の状況を報告にエルサレムに戻ってきた。
戦況の報告を受けてウリヤが戦線に戻って行った時に別の家来に
「ウリヤを激戦の場所に配置して彼が打たれて死ぬようにしろ」
と命令した。


ウリヤが激戦区で死ぬとウリヤの妻バテ・シェバはそれを聞いて悲しんだ。
そこにダビデが現れて彼女を自分の家に受け入れて自分の妻にした。


この行為を見ていた神はダビデを見損なった。

※バテ・シェバを手に入れるために
 家来のウリヤを殺したということ。





12章
神が預言者ナタンという男をダビデに遣わした。


ナタンはダビデに
「たくさんの羊を持っている富んでいる羊飼いと
1匹の羊しか持たない貧しい羊飼いがいました。
旅人が彼らを訪れたときに富んでいるものは
自分の羊を調理するのを惜しんで
貧しい羊飼いの1匹しかいない羊を奪って調理しました」
と言った。


ダビデはこの話を聞いて
「そんなことをした男は死刑だ。
それをした者は4倍にして償わないといけない」
と言った。


ナタンは
「あなたがその男です。
神は多くの物をあなたに与えたのに
神の目の前で悪事を働いたことに怒っています。
つまり家来のウリヤを騙して剣で打たせて、
その妻を自分の妻にしたことです。
それによって神はあなたに災いをもたらすと言っています。
つまりあなたは隠れて人の妻を奪ったが、
今度はあなたの妻が目の前で取り上げられて隠れることも無く、
白昼公然で他の男と寝るようになります」
と言った。


ダビデは
「私は罪を犯してしまった」
と言ったが
ナタンは
「神はあなたは殺しませんが
あなたに生まれる子供は必ず死ぬと言っています」
と言って去って行った。


その後、妻バテ・シェバが産んだ子が神によって病気になった。
ダビデはその子のために断食をして一晩中地に伏していた。
7日目に子供は死んだ。


子供が死ぬと、地から起き上がり、
体を洗って着物に着替えて食事の用意をさせて食事をした。


その様子を見た家来は
「お子様が無くなられてすぐに起き上がって食事をするとは・・・」
というと、ダビデは
「断食して泣いていたのはそれを見た神が憐れんでくれると思ったからだ。
子供が死んだならもう戻せないのになぜ断食を続ける必要がある」
と言った。


ダビデは妻バテ・シェバに慰めてもらい、一緒に寝た。
また子供が出来た。
彼女が男の子を産んだのでソロモンと名付けた。


神はソロモンを愛されたので預言者ナタンを通じて
エディデヤと名付けさせた。


一方、家来のヨアブはアモン人のラバの町で戦って勝利していた。
ダビデはその町の住人を連れてきて重労働に課した。
ダビデはアモン人に対しては全てそのようにした。





13章
ダビデの息子にアブシャロムとアムノンがいて
アブシャロムの妹タマルは美しく、アムノンが恋をしてしまった。


アムノンにはダビデの兄弟のシムアの子のヨナダブという友人がいた。
ヨナダブはアムノンに仮病を使って彼女からパンを食べたいと言うように提案した。


アムノンは仮病を使い、
「彼女と2人きりで彼女からパンを食べさせてもらいたい」
と言って部屋の使いを全て外に出した。


タマルがパンをアムノンに食べさせようとしたときに、
アムノンはタマルを力ずくではずかしめた。


しかし嫌がられたことでアムノンはひどい憎しみにかられて彼女を嫌った。
そして彼女を部屋から追い出した。


部屋から追い出されたタマルは灰を被って
長服の袖を切って声をあげて泣いた。
処女は長袖の着物を着るのが習慣であったからだ。


兄アブシャロムはタマルに
「今はそのことは黙っておきなさい。
そのことについては策があるので心配しなくていい」
と言った。


それから2年経って羊の毛の刈り取り祝いをすることになって、
アブシャロムは全てのダビデの息子を呼んだ。


みんなが酔っぱらってきたところでアブシャロムは事前に自分の家来に伝えていたとおり、アムノンを殺した。
他の息子たちは自分も殺されると思って一目散に逃げた。


ダビデはアムノンが死んだことを悲しんだ。
アブシャロムは父ダビデに殺されると思ってゲシュルに逃げた。





14章
ダビデの家来ヨアブはダビデがアブシャロムに敵意を抱いていることに気付いた。


ヨアブはまず遠まわしな表現で息子を殺さないように説得した。


ダビデは殺さないが顔は合わせたくないというので、
ヨアブはアブシャロムをゲシュルから呼び戻して
王に合わせないようにして家に引きこもらせた。


アブシャロムは2年間住んでいたが、一度もダビデと顔をあわせなかった。
そしてアブシャロムはヨアブの畑に火をつけた。


ヨアブは
「なぜそんなことをするのですか?」
と聞くとアブシャロムは
「こんな生き方をするくらいならゲシュルに住んでいた方がマシだった。
なぜ連れ戻した。
王に殺されてもいいから私はゲシュルに住んでいた方が
よかったということを王に言うぞ」
と言った。


王に会うと、意に反して王はアブシャロムを受け入れた。

レンブラント作「ダビデとアブシャロムの和解」(1642年)




15章
それから4年経ってアブシャロムはダビデに
ヘブロンの町に行かせてもらえるようにお願いした。
ダビデはそれを許可した。


ヘブロンの町にはアブシャロムがひそかに謀反を計画して
賛同する者たちを増やしていた。


アブシャロムがヘブロンの町について角笛を鳴らしたら
「アブシャロムがヘブロンで王になった」
と言ってそれがダビデの王権への謀反の開始と決めていた。


アブシャロムがヘブロンに向かったあとにその計画を聞いたものがダビデに
「イスラエル人の心はアブシャロムになびいています」
と言った。


そこでダビデはエルサレムにいる自分の家来たちに急いで逃げるように言って
王と家来とダビデに従う民は町はずれに宿泊した。


ダビデは逃げてまわったが家来の1人が
「アブシャロムを王と呼んで彼のしもべになるようにお願いしましょう」
と提案された。


その頃、もぬけのからになったエルサレムにアブシャロムが到着した。





16章
アブシャロムはエルサレムを占領した。

ダビデの家来のフシャイはアブシャロムのところにいき、
「王さま。ばんざい。王さま。ばんざい」
と言って彼に寝返ったフリをした。





17章
アブシャロムの家来のアヒトフェルは
「ダビデのみを殺して残りの家来を民を連れ戻してきます」
と提案した。


一方、寝返ったフリをしたフシャイは
「とは言ってもダビデは国の勇士であり、歴戦の戦士でもあります。
ここはアブシャロム自体が先陣を切って彼らを全て滅ぼすのがいいでしょう」
と提案した。


アブシャロムとまわりにいたイスラエルの民は
「フシャイの計画の方がよさそうだ」
と言った。


しかしこれは神がアブシャロムに災いをもたらそうとして
優れていたアヒトフェルの計画を選ばせないようにしていたからであった。


寝返ったフリをしていたフシャイはダビデに使いを出して、
今日、荒野で宿泊すると自分が立てた計画によって滅ぼされるので急いでヨルダン川を渡るようにいった。


ダビデと家来と民はヨルダン川を一人残らず渡った。
少し遅れてそのあとをアブシャロムも追いかけてヨルダン川を渡った。


アヒトフェルは自分の計画が実行されないのを見て、首を吊って死んだ。


ダビデはマハナイムという地で迎え撃つための戦闘の準備をし、
アブシャロムはギルアデという地で戦闘の準備をした。





18章
戦いは両陣営の間のエフライムの森で行われた。
密林だったので戦闘で死んだ兵士よりも道に迷って消えた兵士の方が多かったくらいだ。


ダビデは「アブシャロムは生け捕りにしろ」と命じた。


アブシャロムとダビデの家来が出会った。


ロバが大きな樫の木のしたをくぐりぬけようとして、
アブシャロムの頭が樫の木にひっかかり彼は宙づりになり動けなくなっていた。


しかし兵士は殺してはいけないと言われているので、
その様子を見て報告をしに引き返してきたというのである。


報告を受けたヨアブは
「ぐずぐずしていられない」
と言って3本の槍を持って現地に行ってみると、
やはりアブシャロムが身動きが取れない状態だったので、
ヨアブは槍を投げて彼の心臓を貫いた。


アブシャロムの死体は森の中の深い穴に投げ込み、
非常に大きな石の山を積んで封印した。


ヨアブはアブシャロムが死んだことをダビデに報告しないように言ったが、
結局アブシャロムはダビデに害を加えるものとして殺されたという事実が伝わった。


ダビデはアブシャロムを失って泣いた。





19章
ダビデは失意の中、渡ってきたヨルダン川を渡り直しエルサレムに帰っていった。





20章
よこしまな者シェバが反旗をひるがえすために、
民を集めながら移動していた。


ダビデはエルサレムに着くと、王宮に入って
そのシェバのうわさを聞いてアブシャロムよりも災いを私たちにもたらすと感じて
ヨアブを遣わしてシェバを追うように言った。


ヨアブはシェバが休憩している町に到着したが、
町を壊さないで下さいという女にあったので、
シェバの首だけもらえれば町から引き上げるというと、
女は城壁からシェバの首を落としたので、ヨアブはエルサレムに首を持って帰った。





21章
ダビデは疲れていて戦う気力が無かったが
家来たちが必死に戦ってペリシテ人とのたくさんの戦争を勝利した。


家来は
「王はもう戦いに出ないで下さい。
王さえ死ななければイスラエルのともしびは消えません」
と言った。





22章
ダビデの歌。





23章
ダビデの部下で功績をあげた者の歴史が書かれている。
全部で37名の勇士がいた。





24章
神の怒りがイスラエル人に向かっていた。


神はダビデに
「イスラエル人とユダ人の人口を数えよ」
と言った。


ダビデは側近の軍隊長ヨアブに人口調査を命令した。
ヨアブはなぜ人口調査を行うのか聞いたが、ダビデは説き伏せてヨアブを出発させた。


人口調査は9ヵ月と20日かかって、彼らはエルサレムに帰ってきた。
イスラエル人が80万人、ユダ人が50万人であった。


神はダビデに3つの試練を提示するので1つ選べといった。

7年間の飢饉がイスラエルにある、
3か月間追手に追われる、
3日間イスラエルに疫病がある、
のいずれかを選べと言った。


ダビデは
「神は憐れみ深いので人が決めるより神に任せます」
と言った。


すると神はその朝からイスラエルに疫病を蔓延させ、7万人の民が死んだ。


ダビデは神に言われて祭壇を作るように言われた。


ダビデは神のための祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえを捧げた。
神がその祈りに心を動かされたので神罰はイスラエルに及ばないようになった。


※「列王記第一」に続きます。

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サムエル記第二はこれでおしまいです。
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独立切子士として、
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箴言の箴の文字を工房の名前に取り入れました。


切子工房 箴光(しんこう)