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一般常識としての聖書解説は、キリスト教ではない一般人の初心者が聖書の内容を簡潔に理解するための解説サイトです。

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聖書を読む前に

聖書を読む前に知っておく内容

一般常識としての聖書解説>聖書を読む前に


みなさんには私がまとめた聖書の内容を読んでもらうわけですが、
聖書を読む前に知っておきたい基本的な内容を説明します。

聖書の現物の読み方や聖書の構成、聖書にまつわる話を説明します。


一般人の初心者には
このページが多分一番重要になる
と思います。


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聖書の和訳はいくつかの団体が販売している

聖書はもちろん外国の言葉で書かれているので
それを和訳したものが日本で販売されていますが、
和訳を行って販売している団体がいくつかあります。



私の場合は日本聖書刊行会というところが
出版している聖書を所持しています。

どの団体もそこまで大きな和訳の違いは無いと思いますが、
ニュアンスが違うとかそういうものがあるかもしれません。


そもそも上の聖書は私が成人した時に
父親にプレゼントされたものなので
私自身は買ってないので他にどの団体が良いとかは知りません。


聖書は小説です

聖書を知らない人の最初のイメージは
「キリスト教についてのルールがぎっしり書いてある宗教本」
ってイメージだと思いますが違います。



聖書は、神様が世界を作ってから神様が人間とどのように関わってきたかを教える歴史書のようなものであり、
内容は小説と全く同じです。



聖書は全世界で最も売れているベストセラー本なので、
全世界の人と同じ小説を読むことになると思って下さい。



例えば、ハリーポッターなんかも全世界で人気のある本で、
その物語を知ることで全世界の人とそれを共有できると考えると、
聖書を読む動機になると思います。


私の感覚的には
三国志を読んでいるような楽しさがあります


聖書は2000ページ程ある

聖書は2000ページある重厚な書物です。

小説をよく読む人は2000ページなら余裕だと思いますでしょうが、
中身を見て下さい。


文字がめちゃくちゃ小さいので、
聖書の1ページで通常の文庫本の1.5ページ~2ページ分くらいに相当すると思います。

それを考えると、
通常の本のベースで考えると3000ページ~4000ページの書物ということになります。


そして、文章が
・主語が無い
・謎の言葉がいきなり出てきて当たり前のようにその言葉を使って進行する

など内容が意味不明な部分が多々あり、
通常の小説のようにスラスラ読み進めることはまず不可能です。



それを苦労しながら
「つまり、ここはこういうことだよな」
と一般人の視点で簡潔にまとめながら物語の意味が通るようにしたものを
このサイトで紹介しているので、
みなさんの役に立つことは間違いないです。


聖書は旧約聖書と新約聖書がある

聖書は、旧約聖書と新約聖書というものがあります。
通常であれば、その2つの内容が入って1冊の聖書になっています。


旧約聖書が1500ページ程で、



その後ろに新約聖書が470ページほどあります。


旧約と新約の「約」とは契約のことです。
私も何も知らない時は古い時代に翻訳された聖書と
近代の翻訳による聖書だと勘違いしてました。


旧約聖書は実体の無い神との契約をした物語を描いているのに対して、
新約聖書はイエスキリストという実体のある神との契約の物語を描いています。


契約とは
「神に従う気持ちを持つなら、お前と子孫にこの土地を未来永劫与えよう」
というようなものです。


つまり、神様信じることで
神様が何かしてくれるということを契約と言っています。


イエスキリストが生まれてからの物語を知りたい人は
新約聖書から読めばいいと言うことです。


キリスト教はこの旧約聖書と新約聖書を合わせて聖書としていますが
ユダヤ教はイエスキリストの存在を神と認めていないため、
ユダヤ教では見えざる神を信仰し、
旧約聖書のみを聖書として取り扱っています。


新約聖書の方が内容が圧倒的に少ないです!

旧約聖書の内容に比べて
新約聖書の内容の方が圧倒的に少ないので、
初心者が読むなら新約聖書から読むと良いと思います。


また新約聖書は有名なイエスキリストの物語でもあるので、
まさに初心者が一番最初に読むといいと私は思います。



聖書には「章」と「節」がある

聖書の途中に書かれた番号は「章」で、
各文の頭に書かれた数字は「節」と呼びます。


実際に画像を見て下さい。

「初めに、神が天と地を創造した。」
旧約聖書の創世記の第一章第一節は最も有名な一節です。


ある出来事のおおまかなくくりのデカい数字が「章」で
文章の頭についている小さい数字が「節」になります。


「予言」と「預言」の違い

聖書を読んでいると多々「預言」という言葉が出てきます。


勘違いしてしまいがちなのは、
「ああ、ノストラダムスの大予言みたいに未来についてのことを予測してるのね」
ということです。


予言は「未来の予測を言うこと」で、
預言は「神様からの言葉を預かり、それを代行して人々に伝えること」です。



聖書では預言者がたくさん出てきますが
それは神の声が聞こえる人が神の言葉をそのまま民衆に伝える役目の人のことなので、
未来を予測する人ではないことを理解しておいて下さい。



神が未来に起こることを言った結果、預言が予言になることも多いので
知らない人が読むと予言と預言が混同しやすいので注意です。

登場人物の名前が同じものが多い

聖書に登場する人物は名前が同じ人が多いです。

そこで聖書ではその人達を判別するために
「○○のヨハネ」というように
○○にその人を特徴付ける説明を入れて呼ぶことが多々あります。


○○は出身地だったり、職業だったりします。


例えば新約聖書でいうと
「バプテスマ(職業的なもの)のヨハネ」と「ゼベタイ(出身地)のヨハネ」
というようにヨハネという名前の人物が被って出るので、
上のような呼び方で判別されて記載されています。


これを知らないと実際に聖書を読んでいると混乱するので覚えておいて下さい。



あとは「旧約聖書を読む前に」と「新約聖書を読む前に」の方で解説します

聖書全体で言えることはこんなところです。

あとは「旧約聖書を読む前に」の方で
このページのような旧約聖書の読み方など紹介しますし、
新約聖書を読む前に」の方で
新約聖書の読み方など紹介していきますので、
重要な部分なので必ずそこまでは確認してもらいたいとは思います。


バナースペース

聖書の特に読んでほしいページ

箴言(しんげん)
神の知恵を持つソロモン王が残した
現代人にも通用する戒めの言葉




マタイの福音書
イエスキリストの物語。
絵画も多く、初心者に一番読みやすい。

その他私が作った宗教的なサイト


四国八十八箇所巡り
~初心者編~



管理人プロフィール

名前:斉藤
年齢:1987年2月生まれ
趣味:旅行、ゲーム
性格:知りたがり、頑固
信仰宗教:自分を信じます
コメント:私はキリスト教の信者ではありません!
何かあればmenhpkanri@yahoo.co.jpまでご連絡下さい。

独立切子士として、
切子の工房を設立しました。
箴言の箴の文字を工房の名前に取り入れました。


切子工房 箴光(しんこう)