本文へスキップ

一般常識としての聖書解説は、キリスト教ではない一般人の初心者が聖書の内容を簡潔に理解するための解説サイトです。

スマホで見ている人は
を押すとメニューが出てきます。

イザヤ書の内容

イザヤ書の概要

一般常識としての聖書解説旧約聖書の内容>イザヤ書の内容

一般常識として初心者にもわかるようにイザヤ書の内容を解説していきます。
また有名な文言のところを抜粋して紹介していきます。


イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書の3つは三大預言書と呼ばれており、
イザヤ書はそのうちの1つです。


基本的に預言書はストーリーが書かれているものではなく、
預言者の言葉が書かれているだけなので
旧約聖書の内容をおおまかに理解するのには必要ないと思いますが、
メインストーリーを補完する内容も書かれているため、
サブ的な位置づけの内容になります。



紀元前8世紀頃に、主に預言者イザヤによって書かれた預言書です。



預言者とは

預言者とは、
自己の思想や考えによらず、神に啓示された神意をを伝達する、
神と人とを仲介する特殊な能力のあった人のことを言います。


祭司が預言者となる場合もあり、
イスラエルでは、
預言者となった者が民衆の指導者の役割も行っていました。


スポンサードリンク


イザヤ書の有名な文言のまとめ

イザヤ書は
第一イザヤ書と呼ばれるものが1章~39章、
第二イザヤ書が40章~55章、
第三イザヤ書が56章~66章
という区分に分けられています。


その中から重要な部分をかいつまんで、
抜粋して紹介していきます。



イザヤ書第9章の6節~7節は
遥か未来のイエスキリストの生誕を預言している有名な箇所です。

ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、
ひとりの男の子がわれわれに与えられた。
まつりごとはその肩にあり、
その名は
「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」と
となえられる。

そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、
ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、
とこしえに公平と正義とをもって、これを立て、これを保たれる。
万軍の主の熱心がこれをなされるのである。






イザヤ書の第53章は
イエスキリストの十字架の預言をしています。

だれがわれわれの聞いたことを信じ得たか。
主の腕は、だれにあらわれたか。

彼は主の前に若木のように、かわいた土から出る根のように育った。

彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、
われわれの慕うべき美しさもない。

彼は侮られて人に捨てられ、悲しみの人で、病を知っていた。

また顔をおおって忌みきらわれる者のように、彼は侮られた。
われわれも彼を尊ばなかった。

まことに彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみをになった。

しかるに、われわれは思った、
彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。

しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、
われわれの不義のために砕かれたのだ。

彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、
その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。

われわれはみな羊のように迷って、
おのおの自分の道に向かって行った。

主はわれわれすべての者の不義を、彼の上におかれた。
彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。

ほふり場にひかれて行く小羊のように、
また毛を切る者の前に黙っている羊のように、
口を開かなかった。





イザヤ書の第44章6節からは
新約聖書のヨハネの黙示録にて引用されています。


主、イスラエルの王、イスラエルをあがなう者。万軍の主はこう言われる。
「わたしは初めであり、わたしは終わりである。わたしのほかに神はない。」


スポンサードリンク


旧約聖書の内容」のページに戻って
他の旧約聖書の巻の内容も確認してみて下さい。


バナースペース

聖書の特に読んでほしいページ

箴言(しんげん)
神の知恵を持つソロモン王が残した
現代人にも通用する戒めの言葉




マタイの福音書
イエスキリストの物語。
絵画も多く、初心者に一番読みやすい。

その他私が作った宗教的なサイト


四国八十八箇所巡り
~初心者編~



管理人プロフィール

名前:斉藤
年齢:1987年2月生まれ
趣味:旅行、ゲーム
性格:知りたがり、頑固
信仰宗教:自分を信じます
コメント:私はキリスト教の信者ではありません!
何かあればmenhpkanri@yahoo.co.jpまでご連絡下さい。

独立切子士として、
切子の工房を設立しました。
箴言の箴の文字を工房の名前に取り入れました。


切子工房 箴光(しんこう)